ホットな話題

【2025年最新版】日本の税金50種類を一覧でわかりやすく解説!知らないと損する税制改正のポイント

やあ、みんな! 今日も「ひつじのモフ通帳.com」に来てくれて、ありがとう!

NISAで未来のための資産作り、その冒険、順調かい?

お金を「育てる」冒険も大事だけど、今日は、その大切な資産や日々の暮らしを「守る」ために欠かせない、もう一つの冒険、

「税金」の世界について、一緒に探検していくんだモフ。

「税金って聞くだけで、なんだか眠くなっちゃう…」


「種類が多すぎて、何が何だか…」

うんうん、その気持ち、よーく分かるんだモフ。


でもね、僕たちが安全に暮らせる道や、学校、警察や消防、そういった当たり前の毎日を支えてくれているのが、この「税金」なんだ。

そして、

モフ
モフ
そのルールは毎年少しずつ変わっていく。

知っているのと知らないのとでは、君の「モフ通帳」に大きな違いが生まれることもあるんだ。

今日は、難しく見える税金の世界を、ボクが君の頼れるコンパスになって、分かりやすく案内するから、安心してついてきてほしいんだモフ!

まずは地図を広げよう!税金の世界の全体像

日本には、なんと約50種類もの税金が存在するんだ。でも、まずは大きな分類から見ていけば、迷子になることはないんだモフ。

税金は、「どこに納めるか」で2つの国に分かれている。

  • 国税 日本という国全体を運営するために、国に納める税金だモフ。外交や防衛、大きな道路や社会保障なんかに使われる、国の予算になるんだ。

  • 地方税 みんなが住んでいる都道府県や市町村を運営するために、その街に納める税金だモフ。学校や図書館、ゴミ収集や消防といった、僕たちの身近なサービスを支えてくれているんだ。

さらに、

モフ
モフ
「どうやって納めるか」という納税方法でも、2つのタイプに分けられるんだ。

  • 直接税 税金を負担する人と、納める人が同じタイプ。君がお給料から天引きされる「所得税」や「住民税」がこれだモフ。自分で直接、税金を納めているイメージだね。

  • 間接税 税金を負担する人と、納める人が違うタイプ。君がお店で買い物をした時に払う「消費税」が代表例。税金を負担しているのは君だけど、君の代わりに、お店が国や街に納めてくれているんだモフ。

この4つの分類を覚えておくだけで、税金のニュースがぐっと分かりやすくなるはずだモフ!

【国税編】国の宝箱に入る税金の仲間たち

まずは、国を支える「国税」の代表的な仲間たちを紹介するね。

君の暮らしに深く関わっているものばかりなんだモフ。

税の種類 分類 どんな時に払う税金? 知っててほしいポイントだモフ!
所得税 直接税 1年間のお給料や事業の儲け(所得)に対してかかる 所得が多いほど税率が上がる「累進課税」(5%~45%)+復興特別所得税(所得税額の2.1%)がかかるんだ。
法人税 直接税 会社の儲け(所得)に対してかかる 会社の規模や所得によって税率が変わるんだ(15%~23.2%程度)。
相続税 直接税 亡くなった方から土地やおうち、預金などの財産を受け継いだ時にかかる 財産の総額が大きいほど税率が上がる(10%~55%)。基礎控除っていう非課税枠があるんだ。
贈与税 直接税 生きている人から財産をもらった時にかかる 1年間にもらった財産の合計額にかかる(10%~55%)。これも基礎控除があるよ。
消費税 間接税 商品を買ったり、サービスを受けたりした時にかかる 税率は10%だけど、新聞や食べ物(外食は除く)は8%の「軽減税率」が適用されるんだ。
酒税 間接税 ビールや日本酒など、お酒の製造者や輸入者が納める(価格に含まれてる) お酒の種類やアルコール度数で税額が細かく決まっているんだ。ビールは350mlで約70円も!
たばこ税 間接税 たばこの製造者や輸入者が納める(価格に含まれてる) これも国と地方の両方でかかる税金。年々上がっているんだモフ。
揮発油税 間接税 ガソリンスタンドで給油する時に払うガソリン代に含まれている 1リットルあたり53.8円もかかっているんだ。環境のための税金も含まれているよ。
自動車重量税 間接税 車検の時に、車の重さに応じてかかる 重い車ほど税額が高くなる仕組み。次の車検までの分をまとめて払うんだ。
印紙税 間接税 高額な領収書や不動産の契約書など、特定の文書を作った時にかかる 書類に「収入印紙」を貼って納めるんだ。金額によって200円から数十万円まで幅広いんだモフ。
登録免許税 間接税 おうちを買って自分のものだと登録(登記)する時や、会社を作る時にかかる 不動産の価値(評価額)や会社の資本金に応じて税額が決まるんだ。

■ 【地方税編】みんなの街を元気にする税金の仲間たち

次に、僕たちが住む街を支える「地方税」の仲間たちだ。

こっちも身近なものばかりだよ。

税の種類 分類 どんな時に払う税金? 知っててほしいポイントだモフ!
住民税 直接税 その街に住んでいる個人や会社が、前年の所得に応じて納める 所得に対して一律10%の「所得割」と、所得に関わらず定額の「均等割」(5,000円程度)の合計なんだ。
固定資産税 直接税 毎年1月1日時点で、土地やおうち、事業用の機械などを持っている人が納める 街が決めたその資産の価値(評価額)に対して、標準で1.4%の税金がかかるんだ。
都市計画税 直接税 街の中でも、特に道路や公園の整備が進められているエリアに土地や家を持つ人が納める 固定資産税と一緒に納めることが多い。税率は最高0.3%だモフ。
自動車税種別割 直接税 毎年4月1日時点で、自動車を持っている人が納める エンジンの排気量が大きいほど税額が高くなる。軽自動車には「軽自動車税」がかかるよ。
不動産取得税 直接税 土地やおうちを買ったり、新築したり、もらったりして手に入れた時に一度だけかかる 取得した不動産の価値(評価額)に対してかかる。住宅の場合は税率が軽くなる特例があるんだ。
事業税 直接税 個人や法人が事業を行って得た所得に対してかかる 税率は事業の種類や会社の規模によって違うんだ。所得税や法人税とは別に納めるんだモフ。
地方消費税 間接税 消費税10%(国税7.8%)のうち、2.2%分がこれにあたる 僕たちが払った消費税の一部が、ちゃんと都道府県や市町村の財源になっているんだ。
ゴルフ場利用税 間接税 ゴルフ場を利用した時にかかる 利用者一人一日あたりで課税されるんだ。意外なところにも税金があるんだモフ。
入湯税 間接税 温泉(鉱泉浴場)に入った時にかかる 環境衛生施設や観光施設の整備に使われる目的税なんだ。一人一日150円が標準だね。
森林環境税 直接税 日本の森林を整備・保全するために、個人住民税の均等割に上乗せして徴収される 2024年度から始まった新しい国税だけど、住民税と一緒に街が集めるんだ。1人年額1,000円だモフ。

【2025年】ここが変わる!冒険の地図をアップデート

税金の世界は、毎年ルールが変わるから要注意!

2025年に、特に僕たちの暮らしや「モフ通帳」に関わってくる、大事な改正ポイントをしっかり押さえておこう!

  • 所得税の負担がちょっぴり軽くなる!
    物価高に対応するため、所得税の計算でみんなが使える「基礎控除」や、お給料をもらっている人が使える「給与所得控除」の額が引き上げられるんだ。これにより、パートやアルバイトの人が意識する、いわゆる「103万円の壁」が「123万円〜150万円」くらいに変わる見込みだモフ。働き方の選択肢が広がるかもしれないね!

 

  • 大学生の扶養控除の条件が緩和される
    親が扶養控除を受けられる、学生の子供の年収要件が緩和されるんだ。これにより、学生さんが「税金の壁」を気にしすぎずに、アルバイトなどで経験を積みやすくなることを目指しているんだモフ。

 

  • 「森林環境税」の徴収が本格化
    さっきも紹介したけど、日本の豊かな森を守るための「森林環境税」(年1,000円)が、住民税と一緒に本格的に集められるようになるんだ。僕たちの払う税金が、未来の環境を守る力になるんだね。

 

  • 防衛力を支えるための新しい法人税
    これは会社に関わる話だけど、国の防衛力を強化するための財源として「防衛特別法人税」という新しい税金が、2026年度以降に始まる予定だモフ。

 

  • 会社のルールもいろいろ変わる
    中小企業が従業員のお給料を上げた時に税金が安くなる「賃上げ促進税制」がパワーアップしたり、エネルギー関連の税金の見直しが議論されたり、社会保険料のルールが変わったりと、会社を取り巻くお金のルールも大きく変わっていくんだ。

嵐の日に備えるように、税金の知識も君を守る盾になる

どうだったかな? 税金の世界、少しは冒険できたかい?

モフ
モフ
全部を一度に暗記する必要なんて、全くないんだモフ!

でも、投資で暴落という嵐の乗り越え方を知っておくのと同じように、「税金」という社会のルールを知っておくことは、君の大切な「モフ通帳」と未来の暮らしを守る、強力な「盾」になるんだ。

ルールが変われば、使える制度が増えたり、気をつけなきゃいけないことが出てきたりする。


その変化に気づけるだけで、君の冒険の旅はもっと安全で、もっと豊かなものになるはずだモフ。

この記事を、時々見返してみてね。


そして、もっと詳しく知りたくなったら、国税庁のホームページを見たり、税務署や税理士さんに相談するのも、素晴らしい次の一歩だモフ。

ボクはいつでも、君の知恵と勇気の冒険を、すぐそばで応援しているんだモフ!