貯める

【知らないと損】民間保険に入る前に!君は最強の「公的保険」を標準装備している

やあ、みんな!
今日も「ひつじのモフ通帳.com」に遊びに来てくれて、ありがとうモフ!

社会人になった君のもとに、きっとこんな声が届いているんじゃないかな?

「社会人になったんだから、保険くらい入っておかないとダメよ」
「もし病気で入院したら、何百万円もかかるんだよ!?」

うんうん。
そんな風に言われると、「ちゃんとしなきゃ!」って焦ってしまうよね。

そして、よく分からないまま、月々1万円も2万円もする保険に、サインしそうになっていないかな?

モフ
モフ
ちょっと待った!その契約書にサインするのは、まだ早いんだモフ!

実は君は、この国(ニッポン)で正社員として冒険を始めた瞬間から、

世界でもトップクラスの最強の盾と鎧、「公的保険」を標準装備しているんだ。

多くの保険の営業さんは、この最強装備のことを、あまり詳しく教えてくれない。

だから今日は、君が生まれながらに持っている「最強の防御力」の正体を、ボクが徹底的に解説してあげるんだモフ!

君が標準装備する「三種の神器」の正体

君が会社からもらうお給料。

その明細を見ると「健康保険料」とかが引かれているよね。

「うわ、結構引かれるな…」

って思うかもしれないけど、あれこそが、君が最強の装備を使うための「利用料」なんだ。

その力は、君が思っているより、ずーーーっとすごいんだモフ!

神器その①:医療費3割負担という「ダメージ軽減バリア」

これはみんな知っているようで、そのすごさを実感していない魔法だモフ。

君が病院に行って、お会計が3,000円だった時、本当の医療費(治療にかかったお金)は10,000円なんだ。
残りの7,000円は、君が毎月払っている健康保険料から、国が代わりに支払ってくれている。

「え、当たり前じゃないの?」


って思う? とんでもない! これは世界的に見ても、ものすごく手厚い制度。

この「常に7割引」で医療を受けられるバリアがあるから、君は風邪をひいても気軽に病院へ行けるんだモフ。

神器その②:高額療養費制度という「絶対防御結界」

モフ
モフ
今日の話で、これだけは絶対に覚えて帰ってほしいんだモフ!


これが、日本の公的保険が「最強」と言われる、最大の理由。

「もし、ガンみたいな大きな病気になって、医療費が1ヶ月で100万円かかったら、3割負担で30万円も払うの…?」

いいや、違うんだモフ!

そんな時のために、この「絶対防御結界」が発動する。
これは、「1ヶ月に払う医療費の自己負担には、上限があるよ」という、神様みたいなルールなんだ。

具体的に見てみよう

(年収約370~770万円の場合)

もし、1ヶ月の医療費が100万円かかったとしても…

あなたの自己負担額は、約8万7,430円で済むんだモフ!
(計算式:80,100円 + (1,000,000円 – 267,000円) × 1% = 87,430円)

もし、医療費が200万円かかっても、自己負担は約97,430円なんだ。

どうかな?
「入院したら何百万円もかかる」という不安が、少し和らいだんじゃないかな?

もちろん、個室代(差額ベッド代)や食事代は別にかかるけど、

治療費そのもので破産することは、この国ではまず無いように設計されているんだ。

神器その③:傷病手当金という「生活サポート呪文」

「でも、病気で会社を長く休んだら、お給料がもらえなくて生活できないよ…」

その心配にも、ちゃんと備えがあるんだモフ!
それが、この「傷病手当金」という呪文。

これは、病気やケガが理由で会社を休み、お給料がもらえない時に、君の生活を支えてくれる制度。なんと、お給料の約3分の2の金額を、最長で1年6ヶ月もの間、受け取ることができるんだ。

例えば、月給30万円の君なら、毎月約20万円が支給されるイメージ。

これがあれば、治療に専念している間の家賃や生活費の心配も、かなり軽くなるよね。

じゃあ、民間保険はぜんぶ不要なの?

ここまで聞くと、

「あれ? 民間の保険って、いらないんじゃない?」

って思えてくるよね。


半分正解で、半分はちょっと違うんだモフ。

モフ
モフ
民間保険の役割は、この最強の公的保険でもカバーしきれない、小さな「すきま」を埋めることなんだ。

だから、一人暮らしで、扶養する家族(守るべき人)がいない君なら…

  • 高額な死亡保険(何千万円とか):これは君が死んだ時に家族にお金を遺すもの。独身なら、自分のお葬式代として200〜300万円もあれば十分。優先度はかなり低いんだモフ。

  • 過剰な医療保険:さっきの「高額療養費制度」があるから、入院日額5,000円とか10,000円とかのシンプルな保険で、差額ベッド代や雑費をカバーできれば十分なことが多いんだ。

結論:まず知るべきは「自分の標準装備」

保険を考える時、一番やっちゃいけないのは、

「不安だから、とりあえず入っておこう」と、思考停止してしまうこと。

それは、自分の装備の性能を知らないまま、お店の人に言われるがまま、

高価な剣や鎧を買ってしまうのと同じなんだモフ。

モフ
モフ
大事なのは、まず自分の「標準装備(公的保険)」がいかに優秀かを知ること。


その上で、「自分は、どの”すきま”が心配かな?」と考えて、足りない部分だけを、小さな民間保険で補ってあげる。

それが、君の大切なお金を守り、未来を豊かにする、一番賢い戦い方なんだ。


不安を煽る声に惑わされず、まずは自分の足元にある「最強の盾」を、信じてあげてほしいんだモフ!