そんな風に悩んでいませんか?
特に、魅力的な配当が期待できるアメリカの「高配当ETF(上場投資信託)」は、最近の価格上昇で「今から買うのはちょっと…」と感じる方も多いかもしれません。
実は、私が考える賢い高配当株投資は「割安な時にしっかり仕込む」こと。
インデックス投資のように淡々と積み立てるのとは少し違って、買い時を見極めるのが大切だと私は思っています。
この記事では、
代表的な米国高配当ETFであるHDV、PFF、SPYD、VYMが
「なぜ今、割高と言われているのか」
「コロナ禍以降、どうして価格がこんなに上がったのか」
を、投資初心者さんにも分かりやすく解説します。
現在の市場の状況と、
それぞれのETFの「本当の価値」を見ながら、
あなたがどう投資していくか、私と一緒に考えていきましょう!
1.なぜ今、米国高配当ETFは「割高」なの?
アメリカの高配当ETFは、
コロナショック(2020年3月頃)以降、ぐんぐん値段が上がってきました。
まるで、お店の人気商品が品薄になって価格が上がるようなイメージですね。
これにはいくつかの理由があると見ています。
- 
インフレで配当が人気に!
物価がどんどん上がる「インフレ」の時代には、毎月や四半期ごとにお金がもらえる「配当」に注目が集まります。生活費が上がる分、配当収入で少しでも家計を助けたいという人が増えたのだと思います。 - 
金利の変化で投資の風向きも変わる
アメリカの金利の動きも大きく関係していると私は感じています。金利が上がると、銀行にお金を預けるだけでも利息が増えるので、リスクを取ってまで投資する必要があるのか?と考える人もいます。でも、高配当株は安定した収入源として、金利上昇に強いと見られる銘柄も一部ありますよね。(例:銀行や一部金融関連) - 
経済のサイクル
経済には「好景気」と「不景気」の波がありますよね。不景気になりそうな気配があると、多くの投資家は「景気に左右されにくい、安定した企業の株」を選びがちです。高配当株の中には、こうした安定企業が多く含まれているため、人気が集まりやすいのだと私は考えています。 
これらの理由が複雑に絡み合って、
人気のアメリカ高配当ETFは全体的に価格が上がってしまい、「割高感」が出ているというわけです。
HDV(iシェアーズ・コア米国高配当株ETF)
安定感重視のあなたへ!
HDVは、エネルギーやヘルスケアといった、
景気が悪くなっても需要が大きく減りにくい「守りの強い企業(ディフェンシブ銘柄)」を多く含んでいます。
だから、経済が不安定な時期には特に人気が高まりやすいと考えられています。
🔷コロナ禍以降の動き:
2021年には大きく価格が上昇し(約19.4%アップ)、その後も堅実に推移。
2024年には再び14.2%も上昇しました。
金利が高い時期でも、しっかりとした現金収入(キャッシュフロー)がある企業は人気が高く、HDVもその恩恵を受けていると感じます。
🔷今のHDVは?
今も割高な印象はありますが、アメリカの景気が悪くなるかもしれないという不安や、インフレに強い銘柄を選びたいという投資家からの資金流入が続いているようです。
安定性を求める方にとっては、依然として魅力的な選択肢ですが、
買うタイミングは慎重に見極めたいと私は思っています。
PFF(iシェアーズ 優先株式&インカム証券ETF)
手堅くインカムを狙うあなたへ!
PFFは、「優先株」という、普通株よりも配当が優先される特殊な株を多く組み入れています。
株価が大きく変動しにくい代わりに、比較的安定した配当が期待できるのが特徴だと私は見ています。
主にアメリカの金融系の企業が多く含まれています。
🔷コロナ禍以降の動き:
2022年以降は31~33ドルくらいで、比較的落ち着いた値動きをしています。
金利が上がると優先株の価格は少し押さえられがちですが、
それでも「安定した配当収入が欲しい」という投資家からの需要が根強く、
底堅い人気を保っていると感じます。
🔷今のPFFは?
こちらも、配当利回りが以前よりは少し下がっていることや、これからの金利がどうなるかという不透明感から、割高感を感じる人もいるでしょう。
引き続き注目したいと私は考えています。
SPYD(SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF)
S&P500の高配当をまるっと!
SPYDは、アメリカの代表的な500社(S&P500)の中から、特に配当利回りが高い約80銘柄を選んで投資するETFです。
不動産(リート)や公共事業、エネルギーといったセクターの比重が高いのが特徴で、景気の波や金利の動きに強いと言われています。
🔷コロナ禍以降の動き:
2022年以降も比較的高値をキープしており、2025年10月時点では約43.8ドルで推移しています。
🔷今のSPYDは?
安定した配当を求める投資家からの継続的な人気と、S&P500全体の株価が堅調に推移していることが、現在の割高感の主な原因だと感じています。
幅広い高配当株に分散投資したい方には魅力的ですが、こちらも価格を見ながらの投資が大切だと私は思っています。
VYM(バンガード・米国高配当株式ETF)
王道を行く!低コストで手広く高配当を狙うあなたへ!
VYMは、アメリカの大型で安定した配当を出す企業に幅広く投資するETFです。
運用コストがとても安く、たくさんの銘柄に分散投資できるのが最大の魅力だと私は見ています。
🔷コロナ禍以降の動き:
2022年に一時的に調整したものの、2023年以降は再び上昇基調で、2024年には17.6%、2025年には12.3%も上昇しています。
不景気に強いとされる企業が多く含まれているため、不安な時期には特に資金が流れ込みやすい傾向があると感じます。
🔷今のVYMは?
長年、多くの投資家から人気を集めているため、実力以上に少しプレミアム(割増価格)がついている状況にも感じます。
そのため、割高感を感じやすいETFと言えるでしょう。
低コストで手堅く高配当を狙いたい方には魅力的ですが、現在の価格帯では「じっくり待つ」という選択肢も視野に入れたいと私は考えています。
人気の高配当ETF、コロナ禍に買っていたら今どうなった?
もし、コロナショックで株価が大きく下がった2020年3月頃に、
れぞれのETFに100万円ずつ投資していたら、
今(2025年10月時点)どうなっていたと思いますか?
配当金や再投資は考慮せず、株価の値上がり分だけで見てみましょう。
【コロナ禍に100万円投資した場合の今】
| 銘柄 | 投資後価値(円) | 増加分(円) | 増加率(%) | 
| HDV | 2,033,833 | 1,033,833 | 103.4 | 
| PFF | 1,370,000 | 370,000 | 37.0 | 
| SPYD | 1,991,818 | 991,818 | 99.2 | 
| VYM | 2,348,667 | 1,348,667 | 134.9 | 
【驚きの結果】
🔸VYMに100万円投資していたら、約234万8千円に!
🔸HDVも100万円が約203万円に!
🔸SPYDは約199万円、PFFも約137万円と、いずれも大幅に資産が増えていますね。
このデータからも分かるように、
高配当ETFは、株価が大きく下がった「割安な時期」に投資できた場合、
配当だけでなく値上がり益も非常に大きく狙えることが分かります。
3.まとめ:賢い投資女子になるための「私の待ち方」
ここまで見てきたように、
人気の米国高配当ETFは、コロナショック以降の需要の高さから、
今は全体的に「割高感」があると言えます。
私の考えでは、高配当株投資の基本は「割安な時に買い増す」こと。
インデックス投資のように「淡々と積み立てる」のも素晴らしい戦略ですが、
高配当株の場合は、今はじっと「うまみのある利回りになるまで待つ」のが賢明だと私は思っています。
【今の相場で私が考えること】
🔷金利の動きをチェックします! これから金利がどう動くかで、ETFの価格も変わってくる可能性があると見ています。
🔷景気サイクルに注目します! 景気が後退するような局面では、高配当株が再び注目されるかもしれないと考えています。
🔷分配金(配当)の見通し 各ETFの配当が今後どうなりそうか、情報収集も大切だと私は感じています。
と諦める必要はないと私は思います。
大切なのは、市場の状況を理解し、
あなた自身の投資スタイルに合わせて、最適な「買い時」をじっくり見極めることです。
焦らず、情報収集をしながら、自分にとってベストなタイミングを待ちましょう!
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お正月の準備は進んでいますか??
贈り物をされる方も多いかと思います。
そろそろ考え始める時期ですかね。
私の定番北海道ギフトに佐藤水産の海鮮があります。
道民の私もちょっといい物を自宅でと考えるときはここをよく利用しています。

まず外すことがないので佐藤水産は何度もギフトでも利用しています。
失敗したくないときはここから選べば安心です。
10月もあと数日で終わりですね。
私も年末、新年に向けてゆっくりと準備していきたいと思います。
コロナやインフルも流行っているそうですね。
皆さんも体調にはお気を付けください。
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