やあ、みんな!今日も「ひつじのモフ通帳.com」に遊びに来てくれて、ありがとう!
今回は、配当利回りが「育つ」仕組みや株式投資の醍醐味について、モフがしっかり解説していくモフ!
配当利回り上昇の2つの主な理由(株価下落と増配)も整理して、
配当利回りが「育つ」仕組み
配当利回りが3%から8%、さらには10%以上に成長する鍵は、「取得価格ベースの利回り(Yield on Cost, YOC)」と「増配」にあるモフ!
以下、仕組みを補足するモフね。
取得価格ベースの利回りの成長
例えば、100円で購入した株(配当3円、利回り3%)が、10年後に配当を8円に増やした場合、取得価格ベースの利回りは8÷100×100=8%に上昇するモフ!
20年後、配当が10円になれば取得価格ベースの利回りは10%になるモフよ。
高配当株における「トータルリターン」とは?
高配当株を購入してから、最終的に売却する(または長期保有を終える)までの期間に、配当金と株価の値動きをすべてひっくるめて、年間で平均何%の利益が得られたか?
を考えるのが「トータルリターン」。
これが、高配当株投資において、単なる「配当利回り」だけではない、より実践的で重要な評価指標になるんだ。
複利効果
配当を再投資すると、保有株数が増え、配当金の絶対額が拡大するモフ。
例えば、年間3円の配当を再投資し、株価100円で追加購入を続ければ、
株数増加によりトータルリターンが加速的に高まるモフよ!
実例
米国の「配当貴族」(25年以上連続増配企業)であるジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)は、過去20年で配当を年平均約6%増加させているモフ。
1980年代に購入した投資家の取得価格ベースの利回りは20%を超えるケースもあるんだモフよ!
配当利回り上昇の2つの主因
1. 株価の下落
-
計算式(配当金÷株価×100)より、株価下落で分母が小さくなると利回りは上昇するモフ。例:配当3円で株価100円(3%)が50円に下がると6%になるモフね。
-
注意点: 株価下落は業績悪化や市場リスクを反映する場合が多く、減配リスクも潜むモフ。例えば、2020年のコロナショックで一部エネルギー株(例:エクソンモービル)は株価下落で利回りが急上昇したが、後に減配したケースもあるモフ。
-
投資判断: 株価下落時に割安な優良株(例:財務健全な高配当株)を購入できれば、長期で高い取得価格ベースの利回りを確保可能モフよ!
2. 増配
-
企業が利益成長に伴い配当を増やすと、取得価格ベースの利回りが上昇するモフ。
-
例:100円で購入した株の配当が3円から8円に増えれば、取得価格ベースの利回りは8%になるモフね。
-
実例: コカ・コーラ(KO)は60年以上連続増配しているモフ。過去10年で配当は約2倍に成長しているんだモフ。長期保有者は取得価格ベースの利回りが10%を超えることもあるモフよ!
-
ポイント: 増配を続ける企業は、強固なビジネスモデル(例:消費財、ヘルスケア)や安定キャッシュフローが特徴モフ。連続増配年数や配当性向(利益に対する配当の割合、30~50%が健全)を確認するモフね。
株式投資の醍醐味
-
・インカムゲインの安定性: 配当は定期的なキャッシュフローを提供してくれるモフ。
-
・複利による資産拡大: 配当再投資で株数が増え、資産が雪だるま式に成長するモフ。
-
・リスク分散と成長参加: 増配株は業績安定企業が多く、株価の底堅さも期待できるモフ。企業の成長(例:アップルのような増配+株価成長株)に投資することで、キャピタルゲインとインカムゲインの両取りも可能モフよ。
-
・配当生活の夢: 月10万円の配当を得るには、利回り5%で2,400万円の投資が必要だが、取得価格ベースの利回りが10%に育つと1,200万円の投資で済むモフ。これが長期投資の魅力なんだモフ!
注意点と戦略
-
高配当の罠: 利回り8%以上の株は魅力的だけど、業績不振や減配リスクを伴う場合もあるモフ。例:誰もが聞いたことがある日本の企業でも、財務状況や事業リスクを精査する必要があるモフよ。
-
企業選定: 連続増配年数が長い企業(例:日本の花王、米国のP&G)や、配当性向が低く増配余力のある企業を選ぶモフ。配当性向50%以下、フリーキャッシュフローで配当をカバーできる企業が理想モフね。
-
購入タイミング: 株価が割安(PERやPBRが業界平均以下)な時期に購入すると、初期利回りが高まり、取得価格ベースの利回りの成長も加速するモフ。
-
税金: 日本では配当課税(約20.315%)が利益を圧縮するモフ。NISAを活用すると非課税で再投資効率が向上するモフよ。
まとめ
配当利回りが3%から8%、さらには10%に育つのは、
株式投資の醍醐味は、優良な増配株を選び、複利効果で資産を拡大し、安定したインカムゲインを得ること。
リスク管理(業績確認、分散投資、税金対策)を怠らず、
戦略的に銘柄を選べば、「配当生活」の夢も現実的になるモフよ!