派手な成長株ではありませんが、着実に配当を積み上げてくれる「地味ながらも強い」銘柄。
なぜ今、学究社を選んだのか。
個人的にディフェンシブ銘柄を増やしたいというのもありました。
具体的な数字とリスクを含めた分析をまとめます。

1. 現在の保有状況と投資指標(数字で見る信頼性)
| 項目 | 内容 |
| 保有株数 | 145株 |
| 平均取得単価 | 2,250円 |
| 現在株価(参考) | 2,332円 |
| 評価額 | 約338,140円 |
| 評価損益 | +11,855円 |
配当金データ
🔶年間配当(予想): 103円
🔶年間配当金(受取予定): 約14,935円
🔶配当利回り:約4.42%
2. なぜ「学究社」を買い増したのか? 3つの投資理由
① 教育ビジネスの「ディフェンシブ」な特性
ディフェンシブ銘柄(防衛的銘柄)とは、景気動向に左右されにくく、業績が安定している企業の株式のこと。食品、医薬品、通信、電力・ガスなど、不況下でも需要が落ちにくい生活必需品やインフラ関連が該当し、下落局面で「守り」の資産として機能。
学究社は、東京西部を中心に展開する進学塾「ena」ブランドで、確固たる地位を築いています。
② 都立中高一貫校における圧倒的なブランド力
同社の最大の特徴は、都立中高一貫校・都立難関高校の受検に極めて強いという点です。
私立中学に比べて学費を抑えられる都立一貫校の人気は高く、このニッチな市場でトップクラスの実績を持っていることが、他社に対する大きな参入障壁(モート)となっています。
③ 比較:ツムラ(4540)との役割の違い
🔶ツムラ(医療の盾): 漢方薬市場での圧倒的シェアによる安定収益。
🔶学究社(教育の盾): 都立受検のブランド力と高い配当還元。
3. 投資家として直視すべき「リスクと懸念点」
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少子化による長期的市場縮小:
日本の小学生人口は減少の一途をたどっています。生徒数の確保は、業界全体の課題です。 -
首都圏依存のビジネス構造:
東京圏に特化しているため、首都圏の教育政策や入試制度の変更に業績が左右されやすい側面があります。 -
配当性向の推移:
かつては80%を超える非常に高い配当性向のときもありましたが、現在は50%前後へと適正化が進んでいます。これは「減配リスクの抑制」という点ではプラスですが、利益成長が伴わなければ増配のペースは緩やかになる可能性があります。
4. 今後の投資スタンス
株価が短期的に10%、20%上がることを期待するのではなく、学究社が生み出すキャッシュフローの一部を「配当」として受け取り、それを再投資に回す。
あるいは生活の足しにする。基本は生活を豊かにするものに使います。
通帳に載らない安心感(配当)をコツコツと積み上げていくことが、資産形成の近道だと信じています。
おわりに
投資に「絶対」はありませんが、数字に基づいた具体的な根拠を持つことで、暴落時にも冷静な判断ができるようになります。
派手さはないけれど、しっかりとポートフォリオを支えてくれる学究社。


















