投資を始める前に、まずは「生活を守るためのお金」と「投資にまわすお金(軍資金)」を、しっかり分けて準備することが、とっても大切なんだモフ。
どれくらい貯めたらいいの?
「自分は実家暮らしだけど、もし一人暮らしだったら?」「これからパートナーと二人で暮らすなら?」って、自分の状況が変わったときのことを考えるのは、とっても大事なことだモフ。
君のライフステージに合わせて「最強の盾」である生活防衛資金の目安も変わってくるから、一緒に見ていこうモフ!
ライフスタイル別!「生活防衛資金」は、いくら必要?
一般的に、生活防衛資金は「毎月の生活費の3ヶ月〜半年分」が目安と言われているモフ。これを基準に、一人暮らしと二人暮らしの場合を考えてみよう。
CASE 1:もし「一人暮らし」だったら?
一人ですべての生活費をまかなう一人暮らしは、病気やケガで働けなくなった時のリスクが実家暮らしより大きいから、生活防衛資金の重要度もアップするモフ。
【毎月の生活費の目安(東京の場合)】
総務省の家計調査によると、東京のような大都市で一人暮らしをする人の1ヶ月の生活費は、家賃を除いて約13万円~18万円あたりが目安になるようだモフ。
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食費: 約45,000円
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水道光熱費: 約9,400円
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通信費: 約7,000円
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交通費・交際費・趣味など: 約50,000円〜
これに、君が住みたいエリアの家賃をプラスすると、1ヶ月に必要な金額が見えてくる。例えば、家賃が8万円なら、合計で月21万円~26万円くらいになる計算だモフ。
【生活防衛資金の目標額】
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最低ライン(生活費3ヶ月分): 21万円 × 3ヶ月 = 63万円
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安心ライン(生活費6ヶ月分): 21万円 × 6ヶ月 = 126万円
一人暮らしは、頼れるのが自分だけだから、安心ラインの半年分(約90万円〜100万円以上)を目指せると、心に余裕が生まれるモフ。
CASE 2:もし「二人暮らし(同棲・結婚)」だったら?
二人暮らしは、一人あたりの家賃や食費の負担が減るのが大きなメリットだモフ。でも、どちらかに何かあった時のために、やっぱり備えは大切。
【毎月の生活費の目安(家賃を除く)】
調査によると、二人暮らしの家賃を除いた1ヶ月の生活費は、約23万円~24万円が平均的なようだモフ。
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食費: 約68,000円
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水道光熱費: 約22,000円
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通信費: 約13,000円
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交通費・交際費・趣味など: 約10万円~
これに家賃が加わるので、例えば14万円の家に住むとしたら、合計で月37万円~38万円くらいが生活費のイメージになるモフ。
【生活防衛資金の目標額】
働き方によって、必要な金額が変わってくるのがポイントだモフ。
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共働きの場合(生活費3ヶ月分が目安):
37万円 × 3ヶ月 = 111万円
もし片方の収入が途絶えても、もう片方の収入でカバーできる可能性があるから、まずは3ヶ月分が目標になるモフ。 -
どちらか一方が働く場合(生活費6ヶ月分が目安):
37万円 × 6ヶ月 = 222万円
収入の柱が一本になる分、リスクに備えて多めに準備しておくと安心だモフ。
モフのワンポイントアドバイス
これらの金額は、あくまで一般的な「目安」だモフ。
一番大切なのは、「君自身の生活費」をベースに考えること。家計簿アプリを使って、まずは「自分は毎月いくらで生活しているのか」を把握することから始めよう。
そして、生活防衛資金と、将来のための貯金や投資にまわすお金は、目的が違うから、口座を分けて管理するのがおすすめだモフ。
君のライフプランに合わせて、必要な「盾」の大きさをイメージしながら、コツコツ準備を進めていこうね。モフも一緒にお手伝いするモフ!