2025年12月現在、もしあなたがそんなモヤモヤを抱えているとしたら、それは決して気のせいでも、家計管理が甘いわけでもありません。
最新の経済データを紐解くと、私たちが肌で感じている「生活の厳しさ」の正体が、数字としてはっきりと浮かび上がってきました。
1. 物価上昇は「一過性」ではなかった
──終わらない値上げ、その期間は「3年半」へ
まず直視すべきは、「モノの値段が上がり続けている」という事実です。
私たちが普段買う商品やサービスの価格変動を示す「消費者物価指数(CPI)」は、2025年10月時点で、去年の同じ時期に比べて3.0%上昇しました。
「3%くらいなら……」と思うかもしれませんが、深刻なのはその期間の長さです。
実は、物価の上昇は2022年の春頃から始まっており、今回でなんと約42ヶ月(3年半)連続で上がり続けていることが確定しました。
これは戦後の日本経済を見ても、かなり長い期間続くインフレ(物価上昇)状態です。
何がそんなに上がっているの?
今回の物価高の特徴は、私たちが避けて通れない「生活必需品」が直撃を受けている点です。
🔷食費の急騰: お米、野菜、食用油などの価格が高止まりしており、食料品全体では前年比+7.2%という驚異的な上昇率です。
🔷円安の影響: 1ドル=150円台後半という円安が定着してしまったため、輸入に頼る小麦やエネルギーのコストが下がりません。
つまり、景気が良くてモノが売れる「良いインフレ」ではなく、コストだけが嵩んでいく「悪いインフレ」が、私たちの家計をじわじわと蝕んでいるのです。
2. 「実質賃金」のマイナスが意味すること
──働いても豊かになれない「10ヶ月の壁」
これは「額面の給料」から「物価の上昇分」を差し引いた、いわば「お給料の実質的なパワー」を示す数字です。
最新データでは、この実質賃金が10ヶ月連続でマイナス(-0.7%)となりました。
給料袋の「中身」が目減りしている
どういうことかと言うと、会社から振り込まれる金額(名目賃金)は確かに2%〜3%ほど増えています。
しかし、それ以上に物価が3%〜4%のスピードで上がってしまっているため、「稼いだお金で買えるモノの量」はむしろ減っているのです。
特に中小企業に勤めている場合や、非正規雇用の場合、大企業のような大幅な賃上げ(+5%超)の恩恵を受けにくく、物価高のダメージをより強く受けてしまう構造があります。
「一生懸命働いているのに、生活が楽にならない」と感じる理由は、まさにここにあります。
3. 家計へのダメージを具体的にシミュレーション
では、このマクロな経済状況は、私たちの毎月の家計簿にどのような打撃を与えているのでしょうか。
4人家族の標準的なモデルケースで換算すると、恐ろしい数字が見えてきます。
🔷食費だけで月1万円の負担増
食料品が7%以上値上がりしているため、以前と同じような食事をしていても、レジで支払う金額は月1万円以上増えている計算になります。
🔷冬の光熱費が追い討ち
電気・ガス代も高止まりしています。これから本格的な暖房シーズンを迎えますが、月5,000円程度の負担増は避けられない見込みです。
政府の補助金再開などの動きもありますが、それでも「何もしていないのに、毎月1万5千円〜2万円が家計から消えていく」という状況は、資産形成を目指す私たちにとって大きな向かい風です。
貯蓄に回そうと思っていたお金が、そのまま生活費の補填に消えてしまう……そんな家庭が増えています。
4. 投資家視点で考える「防衛策」と「未来」
投資に関心のある皆さんだからこそ、この局面で意識すべきポイントが3つあります。
① 「現金のみ」のリスクを再認識する
物価が3%上がるということは、銀行に眠らせている現金の価値が、年間3%ずつ確実に削られているのと同じです。
「投資は怖いから現金で」という考え方が、インフレ下では逆に「資産を目減りさせるリスク」になることを、改めて認識する必要があります。
生活防衛資金は確保しつつ、それ以外の資産を「インフレに負けない場所(株式や投資信託など)」に置いておく重要性が高まっています。
② 「金利ある世界」への備え
日銀は物価を抑えるため、金利を上げる(利上げ)方向で動いています。2025年7月以降、金利のある世界が戻ってきつつあります。
🔶住宅ローンへの注意: 変動金利でローンを組んでいる方は、返済額が増えるリスクがあります。繰り上げ返済や借り換えの検討も含め、金利動向を注視しましょう。
🔶企業の選別: 投資先を選ぶ際も、「値上げしても商品が売れる強いブランド力を持つ企業」や「円安を味方にできる企業」を見極める目が求められます。
③ 2026年への展望
企業の業績自体は悪くないため、2025年の冬のボーナスや、2026年の春闘を経て、ようやく「賃上げ」が「物価上昇」に追いつく(実質賃金がプラスになる)可能性が見えてきています。
まとめ
今の日本の状況を一言で言えば、「過去30年で経験したことのない物価高の波に、お給料が必死に追いつこうとしている過渡期」です。
2025年の冬は、家計にとっては正念場となるでしょう。
しかし、インフレの仕組みや実質賃金の意味を理解していれば、ただ不安になるだけでなく、「今は支出を抑えて投資の種銭を守ろう」「現金の比率を見直そう」といった冷静な判断ができるはずです。
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ジャガイモが大好きなのですがポテトチップスよりも大好きな北海道お菓子があります。
それが、じゃがポックル!!
この赤い文字のパッケージのオホーツクの塩味も大好きですが、水色文字のパッケージのほたて塩味も控えめに言っても最高です。
ジャガイモ感が強くて濃いめの味付けが満足感をあげてくれます。
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